香りは見えない第一印象。
身だしなみのケアで抜け気味なのが、香りです。
そこで、私からレビューしたいのが、
BYREDOというフレグランスブランドのBLANCHEという香水です。
この香水、控えめに言って、最強の香水です。
半年以上愛用している私が、
・爽やかで重すぎない香水がほしい
・仕事にもデートにもつけられる場所を選ばない香水を探している
・初めての香水でハズレを引きたくない
と考えている方に、BYREDO BLANCHE について徹底的に解説していきます。
BYREDOというフレグランスブランド
はじめに、今回レビューする香水のメーカーである、
BYREDOについてご紹介します。
BYREDOとは
BYREDO(バイレード)は、2006年、Ben Gorham(ベン・ゴーラム)の設立したヨーロッパ発のフレグランスブランドです。
Byredoは、2006年にBen Gorhamによってストックホルムで設立されたヨーロッパの高級ブランドであり、
思い出や感情を製品や体験に変換するという野心を持っています。
創造が感情によって導かれ、完全で無限のブランドの世界を表現する
新しいアプローチを通じて、贅沢の世界を再発明しています。引用:BYREDO 公式サイト
フレグランスブランドは、その名の通り香り専門のブランドで、
香水ブランドと言われたりするものです。
一般的に香水というと、CHANELやBVLGARIなどのファッションブランドの香水が
有名でよく知られていると思います。
実は香水専門であるフレグランスブランドもたくさんあります。
その中の一つであるBYREDOは、比較的新しいフレグランスブランドです。
BYREDOの香水は、香り×ストーリー×デザインが秀逸
BYREDOの香水には、一つ一つのフレグランスに設立者Ben Gorhamのストーリーが込められています。
新しめなブランドということもあって、モダンなデザインでとてもおしゃれです。
フレグランスブランドとしては決して安い価格の部類ではないですが、その分香りに深みがあるとの
声を多く目にします。
多くの香りが複雑に絶妙に絡まっているので、つける人や体調(体温)などでの香りの変化が楽しめるようです。
BYREDO BLANCHE レビュー
それでは、BYREDO BLANCHE について解説をしていきます。
基本スペック
香水にスペックと言う言葉が妥当かはわからないですが、
この香水に秘められたストーリーと香りについてご紹介します。
BYREDO BLANCHE
創業者ベンの、白という色に抱く無垢で汚染されていない側面を閉じ込めたいとの思いから作られた香り。
もっとも透き通った香り。
香りと記憶の関係に魅せられた彼が、初めて実在の女性を思い描いてつくったフレグランスは、伝統的な美しさをも表現しています。香り:
トップノート:ホワイトローズ、ピンクペッパー、アルデヒド
ハートノート:バイオレット、ネロリ、ピオニー
ベースノート:ブロンドウッド、サンダルウッド、ムスク
と公式では謳われています。
これを読んだ第一印象としては、白という色から連想される、とても爽やかでさっぱりした香りだと思いました。
実際に購入して試してみてもそのとおりで、白という色がぴったりでした。
香りの解説
公式には、
トップノート:ホワイトローズ、ピンクペッパー、アルデヒド
ハートノート:バイオレット、ネロリ、ピオニー
ベースノート:ブロンドウッド、サンダルウッド、ムスク
と書いてありますが、香水初心者だった私はどれがどんな香りか全くイメージできませんでした。
なので、こちらの香りをイメージしやすいように文献なども織り交ぜて解説していきます。
トップノート:ホワイトローズ、ピンクペッパー、アルデヒド
トップノートは、つけ始めてから5分〜30分ほどで強く立ち上がる香りのことです。
柑橘系など、揮発性の高い(乾きやすい)香りが該当することが多いです。
ホワイトローズは、そのまま白いバラですね。
印象としては、ほんのり香るバラの香りです。
バラを直接嗅いだときのような強いフローラルではなく
(私はガッツリフローラルは好きではないです)、優しいバラの香りがメインです。
ピンクペッパーは、赤い色をした胡椒で、スパイシーな香りがします。
トップノートの中ではサブポジション的な印象で、
深く嗅いだ鼻の奥に少し香辛料のようなピリッとしたものがいるかな〜
程度にしか私は感じませんでした。
アルデヒドは、単独では脂肪の匂いがしてあまり好まれないものらしいですが、
絶妙に配合することで逆に他の香りを引き立たせる力があるそうです。
このアルデヒドの香りは私はほとんど認識することがないです。どんな匂いかもあまりわかりません。
人によっては不快な人もいるかも知れませんので、お店などで一度試されるのが良いかと思います。
ハートノート:バイオレット、ネロリ、ピオニー
ハートノート、一般的にはミドルノートと呼ばれる香りは、トップノートの後3〜4時間の間に立ち上がる香りです。
バイオレットは、直訳すると「すみれ」です。こちらも優しめなフローラルの香りです。
ホワイトローズの少し主張のある香りから、こちらの甘い香りに変化していきます。
どんな香りかわからん、という方は、バイオオレットフィズというカクテルをさがして見るとわかります。
バイオレットの香りを抽出して作ったカクテルだそうです。
ネロリは、ビターオレンジの花から抽出された精油だそうです。
花から抽出されているので基本はフローラルベースですが、
オレンジなのでシトラス系の要素も兼ね備えています。
また、ほんのり苦味も感じる香りとのことです。
あ、ネロリの香りだ!とピンポイントでわかることはあまりないのですが、
色んな顔を持った香りなので、複雑な香りを奏でる縁の下の力持ちという印象でしょうか。
ピオニーは、「5月のバラ」と言われるほどで、バラに近い香りがします。
バラより爽やかでみずみずしい香りとのことなので、ホ
ワイトローズの主張が嫌じゃなかったのは、ピオニーのおかげかもしれません。
おそらく、BLANCHEの爽やかさはピオニーが引っ張っているのかも、と感じます。
ベースノート:ブロンドウッド、サンダルウッド、ムスク
ベースノートは、4時間後以降から香りが消えるまでの香りです。ウッド系やムスク系が該当します。
メインを引き立てる渋いポジションの香りです。
ブロンズウッドは、乾燥させた木のイメージの香りです。日常で近しい香りというと難しいですが、
イメージとしては積み上げられた薪や材木のある空間で香ってくるイメージが近しいと思います。
(言葉で香り伝えるの難しい、、)
サンダルウッドは、お香に使われる白檀という木の香りです。
イメージとしては、仏壇の間やお寺、アジアの寺院(インドとか)のイメージの香りです。
身近で言えば、線香とかが近いかもしれません。
ムスクは、ジャコウジカという動物が持つ分泌液をもとに作られた香料で、
爽やかで甘い印象をもたせてくれる香りです。
大体の香水には入っています。
よく持ち帰ったムエット(香水の香りを試すときに使うしおりみたいな紙)
を12時間後以降に嗅いだりすると全部同じような匂いになるので、それがムスクに近い香りだと思っています。
香水を試してみたときはぜひやってみてください。
一言で言えば、爽やかさ全開の優しいフローラル
配合されている香りをすべて解説しましたが、結局それを一つにしたBLANCHEはどういう香りなのかというと、
爽やかさに全振りした優しいフローラルという印象です。
フローラルというと女性のイメージですが、BLANCHEはフローラルというより、
洗いたての洗濯物とかお風呂上がりの爽やかな香りの印象が強いので、
女性にも男性にもどんな人にも合う香水だと思います。
私はフローラル系自体はそこまで好きじゃないですが、BLANCHEは毎日つけて楽しめる香水だと感じています。
BLANCHEがおすすめな人、使用するタイミング
ここからは、実際に半年使用してみて感じた、どんな人におすすめなのか、いつ使えるのかについて解説していきます。
男女問わず、爽やかな香りが好きな人は間違いなくおすすめ
BLANCHEが与える印象は、間違いなく「清潔感」です。
男性でも女性でも違和感なく使えると思いますし、どちらがつけたとしても異性のウケも良いと思います。
流石につけ過ぎは注意ですが、この香水をつけている人に「香水臭い」と避けられることはないと思います。
身だしなみに気を使って、清潔感がある人なら、BLANCHEが更に魅力を高めてくれるんじゃないかと思います。
初めて香水を買ってみたい人には、ハズさないBLANCHEがおすすめ
BLANCHEは強いクセもなくさっぱりとしていて、万人受けする香水です。
どれを買えばいいかわからない、香りの種類もわからない、けどハズレは引きたくない、
という初心者はこれを買っておけば、よほど嫌いな香りでない限りあまり後悔しないと思います。
それでも、いきなり大容量のものを買わず、お店で試したり少量のセットを購入するのがいいと思います。
仕事、デート、運動前後にも使える万能香水
香水は基本的に時と場を選びます。
職場では、あまり主張が強い香りだとビジネスパートナーや色んな人に迷惑がかかったりします。
BLANCHEはさっぱりした爽やかな香りなので、仕事の邪魔にならないと思います。
また、デートはもちろん、運動前後も爽やかな香りが気分を上げてくれることと思います。
端的に言えば、万能です。
入手のススメ
最後に、BYREDO BLANCHEを試したり購入したりするにはどうすればいいかを解説します。
STEP1:香りを試す
いくら多くの人に受けのいい香りだとしても、つけるあなた自身や恋人が嫌いじゃない保証はありません。
なので、失敗しないためには香りを試してみることを強くおすすめします。
香りの試し方としては、以下の方法のどれかがいいと思います。
・店舗で香りを試す
・お試し品を買う
・香水のサブスクを使う
店舗で香りを試す
取り扱っている店舗に行けば、どんな香りかを試すことができます。
実際に自分につけてくれたりもするので、自分にあうか合わないか判断できると思います。
デメリットがあるとすれば、BYREDOの取り扱い店舗が少ないことと、一日しか試せないことです。
私はこの方法で試しました。
お試し品を買う
BYREDOは複数の人気の香りが入ったお試しセットも売っています。
人気の香りが試せるので失敗が減ると思います。
【バレード】ラ セレクション フロラーレ (セット) 12ml×3 [並行輸入品]
BYREDO LA SÉLECTION バイレード ラ セレクション 12ml x 6本セット
デメリットとしては、少し割高であることです。
その代わり、数日試してメルカリで売る、嫌いなものはすぐメルカリで売るという方法も取れたりします。
香水のサブスクを使う
月額2000円から香水を試せるサブスクリプションサービスがあるそうです。
COLORIAというサービスで、最近知りました。
1ヶ月位試してみたい、という方はこの方法がベストかも知れません。
デメリットとしては、サービスの取り扱いがない香水が試せないことです。
BYREDO BLANCHEは取り扱いされているので、こちらで試すことができます。
STEP2:購入する
香りを試して、この香水を買おう!と決めたら、どこで買うかを決めましょう。
ここでは購入先のおすすめを解説します。
BLANCHE50mlならAmazonが安い
BLANCHEはBYREDOの香水の中でもトップの人気を誇る香水です。
そのためか、並行輸入品ですがAmazonでも取り扱いがあります。
私はAmazonで50mlを購入しました。
【バレード】ブランシュ EDP SP 50ml [並行輸入品]
注意すべきは、Amazon自体の販売ではなく出品者によるものなので、商品状態が悪い場合もゼロではないことです。
中身は問題ないと信じたいですが、箱が開封済みだったりとかがあるので、自己責任という形で考えてください。
BLANCHE100mlなら公式(セール中のみ)が安い
2021年2月時点では、公式のネットショップでセール中となっていました。
その中では、BLANCHE100mlがとてもお買い得でした。
Blanche 100ml ブランシェ Byredo Blanche バレード EDP
セールじゃなかったら、Amazonのほうが安いですが、公式なので安心はこちらが強いですね
実際の店舗で買うのもありですが、ここまで安くしてくれるかはわからないので紹介しませんでした。
そんなにたくさんはいらないなら、お試し品かサブスクをそのまま使う
ほしいけどそんなにたくさんいらないよっていう人は、お試し品や香水のサブスクがいいでしょう。
一応こちらにもリンク貼っておきます。
・【バレード】ラ セレクション フロラーレ (セット) 12ml×3 [並行輸入品]
最後に
以上、BYREDO BLANCHEのレビューでした!おすすめの試し方、購入方法と合わせて参考になれば嬉しいです。
他にも香水を持っているので、今後レビューしてみたいと思います。
香水は間違いなくQOLを上げるので、興味のある方は是非挑戦してみてください!
ライフスタイル関連でQOLを上げることについても記事にしているのでそちらも参考にしてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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